5年間で1万2千戸の新住宅
開発省は、ブルネイ国家に於ける必要な住宅として、1万2千戸以上の建設計画を公表した。
住宅供給戸数は、前回の国家開発計画に於ける未解決の住宅供給と同様に、「ランチャンガン・プルマハン・ヌガラ(RPN)」または、「国家住宅基本構想とスキム・タナ・クーニア・ラッヤッ・ジャティ(STKRJ)」、「2007-2012国家開発計画に基づく土地を持たない先住民への住宅供給」を基本としている。
同様に、国家防災戦略と一致したインフィル開発基本構想と適切な受益者への土地所有権の発行は、1980年代から導入されてきた。
※インフィル開発◆地域開発の一部として既存の土地を使用して建築や開発を行うこと。
開発省の迅速な挑戦は、住宅供給の為の少ない有効な土地資源を最大限に利用することとしています。
現在のところ、ブルネイ市民の為に良質で手頃な住居を供給するという開発省の趣旨を堅持しつつも、より良い時宜を得た方法に於ける更なる住宅供給への代替手段、土地密度の増加、より大きな総合住宅の建設と非伝統的工法利用等を検討している、と言われています。
有効な方法は、既存の法律や規則に則り、迅速ではあるが費用効率の高い住宅供給に於けるより良き代替手段を求めて検索されています。
開発省は、地域社会での交流と開発の必要性である構造的完全性を条件とした前回の住居デザインに見られる高品質性を堅持し続けるでしょう。
開発省は、同省により作成された1万戸の建築プランに加えて、2年後に2千戸の追加建築をするというブルネイ経済開発審議会が実施する、今までにやってきた事業を補完するための更なる第三者の参加者が関与する可能性をもまた検討しています。
開発省はまた、DAIFや貧困層の為の身元確認と住居建設に於けるブルネイ・イスラム協議会のような他の機関とも協力しています。
今後の2年に於いて、50戸以上の住居が、福利厚生プログラムの最初の段階として建築されます。
開発省はまた、貧困者への住宅供給として知られている住宅建設の土地を割り当てる為の継続的福利厚生プログラムに基づく地域共同体開発局の援助者であるハジ・ハサナル・ボルキア基金のような非政府機関とも協力しています。
ブルネイ国に於いては、今年の12月に10回連続で、開発省がワールド・ハビタット・デーを印します。
※ワールド・ハビタット・デー;貧困者撲滅の為の運動
ワールド・ハビタット・デー2008を記念して、住宅開発局は、宣伝やバイスィクラトンであるところの建設材料展示会のような一連の行事を実施します。
国連は、年を追って、世界中の全市民の状況と、その保護されるという基本的権利を反映させる為に、10月の第一月曜日を、人類の未来に対する共同の責任を、世界中の人々に想起させるものとして知られるワールド・ハビタット・デーとして指定します。
本年、国連は、その環境に対する影響やスラム街の増殖、より良き生活を求めて人々が都市部に流入するような貧困の都市化などの急激な問題についての自覚を向上させる為に、「調和の取れた街」というテーマを選びました。
現在、人類の半数が都市部に住んでいる時代に於いて、水道、公衆衛生、電気等の基本的なサービスと同様に、全ての人々の保護という追求は、かつてない程に緊急を要するものであり、特に開発途上国に於いてはそうである。
劣った管理構築物を伴った不十分な管理によって、街の環境と気候変動に大なる影響をもたらすという空想でもあるべきはない。
それは、市民やその環境に多大な犠牲を強いることである。
以上
(2008年10月15日/ボルネオ速報ローカルニュースより/マレ・ハスヒム氏執筆)