☆宗教について教えてください。
・イスラム教を国教としていますが、信教の自由は保障されており、信仰を強制されることはありません。
しかしながら、モスク内部を訪問するなどをした時は、しきたりを敬意を以って尊重しましょう。
例えば、女性の方はモスクに備え付けのベールを被らねばなりません。
また、断食月(例年8月から10にかけて実施され、日の出から日没までの間、飲食及び喫煙等ができない)に、モスリム(イスラム教信者)の眼前で飲み食いするのも考えものです。
☆戒律は厳しいですか?
・他のイスラム諸国同様ですが、過激なことはありません。
もちろん、飲酒、姦淫、豚肉を食べることなどは厳禁です。
☆お酒は飲めないのですね!?
・17歳以上の非イスラム教徒に限り、ブルネイ入国に際して、ウイスキー類2本、缶ビール12本までは持ち込めます。
当然に、ブルネイ国内では酒類は、「一応」販売されていません。
「一応」と言ったのは、どこの国や地域でも、いわゆるアンダーグランドはあるからですが、ここでは明記は避けます。
別途、メールフォームにてお問い合わせ下さい。
☆歓楽街や、いわゆるコールガールはいますか?
・歓楽街はありません。
後のことについては、そういう趣旨のサイトではないので、ここでは明言を避けます。
別途、メールフォームにてお問い合わせ下さい。
☆タバコは吸えますか?
・他の欧米諸国同様、ブルネイを訪問するごとに規制は厳しくなっています。
スルタン(国王)が、国民の健康を案じての政策です。
もちろん、ホテルの部屋の中や、ホテル内の灰皿が備え付けてある場所は、喫煙可能です。
公共の場所での喫煙は、ほとんどの箇所に於いて禁煙ですし、違反者は高額な罰金が科せられます。
また、タバコを買うにも、自動販売機はありませんから、市内の闇市のような店で買うことになります。
スーパーでも、鉄製のキャビネットの中にタバコが格納されていて、外から見てもタバコが売られているかどうすら分かりません。
ショッピングセンターの出入口付近に灰皿はありますが、それは喫煙しても良いという意味ではなく、誤ってタバコを吸って叱られた時に、すぐに消すための道具に過ぎません。
☆暑いですか?
・寒くはありませんが(ホテルの中はびんびんに冷房が効いている)、2008年の夏にブルネイから日本に帰国したら、日本の方が暑すぎて、約1週間寝込んでしまいました。
☆物価は安いですか?
・安くはありません。
日本と同等であると考えたほうがいいでしょう。
☆食べ物は美味しいですか?
人の好みによりますが、まだブルネイで、「これはおいしい!!!」という食べ物には出会っていません。
そういえば、ショッピングモール「KIULAP(キゥラッ)」の正面入口左手にある菓子パン屋のパンはとても美味しかったです。
☆ブルネイ人は、何語を話していますか?
・マレー語(Bahasa Melayu)ですが、英語も通じます。
☆人々の生活レベルはどうですか?
・フライト・アテンダント(昔で言うスチュワーデス)を含む公務員の平均月収は、日本円で約10万円。
その他の私企業の社員でも7-8万、フィリピン人メイドで平均月収約40ブルネイドル(1ブルネイドルは約77円)です。
社会保障が完備されており、一応、普通の生活はできるようです。
☆ブルネイ人の気質はどうですか?
・ケースバイケースにより、個人差も当然にありますが、他のマレー諸国人同様、(あらゆる点に於いて)スピードは遅いかもしれません。
というより、日本人がせっかちすぎるかも知れませんね。
じっくり、腰を下ろして対応する必要があるやも知れないです。
☆住んでいるのは、ブルネイ人だけですか?
・ブルネイ人の他には、フィリピン人出稼ぎ者及び中国人が住んでいます。
☆どのような服装で行けばいいですか?
・暑いところなので、他の東南アジア諸国に行く服装と同じで良いですが、ビジネスで行かれる方はネクタイは用意した方がいいでしょう。
また、高貴な方に会う予定があるときは、正装は白か黒のスーツ上下です。